積立投資 ドルコスト平均法に関して思うこと

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私は21年8月から毎月の積立投資を始めました。

(まだまだ投資初心者です。)

毎月、主にeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)と米国高配当ETFに積み立てています。

これらの中でも私はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)をドルコスト平均法で購入しています。

これから投資を始めようとした際によく耳にするドルコスト平均法のメリット・デメリットに関して改めて振り返ってみたいと思います。

<ドルコスト平均法>

私が始めてドルコスト平均法を知ったのは名古屋在住時代に某銀行の行員さんにNISAを勧められた時になります。

その時にして頂いた説明では

決まったタイミングで決まった金額分購入してくやり方なので、値動きする商品を毎月同じ金額で買い続けると値段が高い時には購入量をおさることが出来て、値段が安い時にはその分たくさん買うことができるんですよ」

と教えて頂いた記憶があります。

ポイントとしては定期に一定額を使って長期間の積立投資をするということです。

<メリット>

ドルコスト平均法のメリットは金融商品の価格変動に伴うリスクを軽減できる点になるかと思います。

ドルコスト平均法は自分で購入サイクルと毎回の積立金額を決め、金融商品を購入してく方法になりますので「定額購入」になります。(例:毎月20日に1万円分購入する)

それに対して購入サイクルと毎回の積立数量を決め、金融商品を購入してく方法が「定量購入」にあたるかと思います。(例:毎月20日に10口購入する)

ですので、長期に渡って積み立てていくことで金融商品の購入価格が平均化されていきます。

例えば、「定額購入」で1サイクルごとに1万円分の金融商品を3サイクル購入したとします。

例1) 定額購入

この時、1口1,000円の商品を購入し商品の価格変動が

1サイクル目:1,000円

2サイクル目:1,250円

3サイクル目:750円

とすると

1サイクル目:10,000円 ÷ 1,000円/口 = 10口

2サイクル目:10,000円 ÷ 1,250/口 = 8口

3サイクル目:10,000円 ÷ 750円/口 = 13.3口

30,000円で合計31.3口分の金融商品の購入になり、1口あたり約958円になります。

それに対して「定量購入」で各サイクルごとに10口ずつ3サイクル購入、上記の例と同じ商品を購入したとすると

例2) 手量購入

1サイクル目:10,00円 × 10口 = 10,000円/口

2サイクル目:1,250円 × 10口 = 12,500円/10口

3サイクル目:750円 × 10口 = 7,500円/10口

になりますので、

合計30,000円で30口分の金融商品の購入になり、この場合ですと1口あたり1,000円になります。

上記の例ではその差は小さく感じられるかもしれませんが、長期に渡って積立投資をする上では大きな差になります。

金融商品は必ず価格変動しますが、この価格変動のリスクを軽減してくれ、購入金額が平均化されていく点が大きなメリットになるかと思います。

<ドルコスト平均法のデメリットと注意点>

メリットとデメリットは表と裏の関係に感じられますが、一番のデメリットはメリットの恩恵を受けるには時間がかかる(長期の投資期間が必要である)ことです。

短期間で結果を出したい方や、目標(何歳までに~円まで資産を形成するなど)までにあまり投資期間の余裕がない方には向いていない方法かもしれません。

イメージとしてはのんびりコツコツという方法ですので、まどろっこしくて嫌だと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

<継続して取り組んでみた印象>

冒頭でも述べましたが、私はNISA口座でeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を購入しています。

まだまだ投資期間による恩恵を感じられるほどの投資期間ではありませんが、ドルコスト平均法はとても手軽であり、私のような投資初心者にはかなりおすすめの方法かと思います。

自分自身の毎月の支出が把握できていれば、余剰金の中から負担のない金額を設定し決まったタイミングで積み立てていくだけです。

毎月1日や給料日など自分でわかりやすい日を選び、あとは何も考えずに淡々と積み立てていくのが良いと思います。とにかくただただ簡単です。

コツなども必要なく取り組めるので、コツコツと継続して長期投資、積立投資をしていきたいですね!

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