私は21年8月から目指せ30年を目標に積立投資をスタートしました。
まだまだ短い投資期間ではありますが。積立投資を始める前と比べて「様々な良い変化」があったと実感しています。
様々な良い変化のひとつが精神面での変化です。
<私が積立投資を始めた理由>
私が積立投資を始めたのはコロナ禍で様々な変化が起きていく中で、会社からの収入のみに依存した生活に不安を感じたからです。
この不安感の正体は毎月の給料として受け取っている金額に対する不安ではなく、私自身の収入が勤務先からの労働収入のみであるという不安でした。
当時は社会様式が大きく変化している時期でした。
社会の変化の流れの中で倒産してしまった会社も多かったと記憶しています。
そんな中、自分の生活が勤務先からの収入に依存していると気付きました。
その時から「勤務先依存型収入」での生活ではなく、「収入の分散化」が出来た生活をしたいと考えるようになりました。収入の一部を不労所得でまかなう形のFIREになりますね。(以下、FIREとさせていただきます)
それ以来、インデックス投資と高配当株投資への積立投資を始めました。
<積立投資の魅力>
私が感じる積立投資の楽しみは継続の中で積み上げっていく数字です。
資産評価額と配当金。
これらが日々少しずつ増えていくことで継続して積み立てることの重要性を実感できますし、私が一つの目標としている「収入の分散化」に近づいている実感があります。
2023年の1年間で受け取った配当金額は約22万円になり、近々の目標としては年間36万円(月3万円相当)の配当金を受け取りたいですね!
中期?の目標としては年間60万円(月5万円相当)の配当金受け取りを目指したいと考えています。
最初はどんな商品を、どんなサイクルで、いくらの予算で積み立てていくのか?というマイルールの設定についてはよく考える必要がありますが、マイルールさえ決まってしまえばあとは簡単に始められるのも魅力ですね。
<精神面での変化とは?>
私が精神面での変化を感じたのは積立投資を始めて1年ぐらいが経った頃からでしょうか。
どのような変化かというと「仕事のストレスが減った」という変化です。
というのも積立投資は投資サイクルとサイクルごとの購入金額を決めて、淡々と金融商品を購入していく資産形成方法です。
私の場合は毎月給料日に(現在は毎月1日と8日に)積み立てていますが、続けていくうちに資産が増えてFIREが近づいている実感がありました。
毎月の積立投資は長期に渡る投資になるので時間はかかりますが、目標としている金額までの積立という点ではゴールまでの道のりも具体的に見えやすい印象があります。
少しずつ増えていく資産と配当金のおかげもあり以前では不安を感じるほどの仕事(会社)への精神的依存度でしたが、徐々にその依存度が下がっていることに気がつきました。
実際問題としてはまだまだ労働収入に大きく依存している状態ではありますが、労働収入にガッチリ縛られて生きている状態からは少しずつ脱し始めたのだと思います。
個人的な考えですが、仕事への精神的依存度は一種の強迫観念に近いものがあると思います。
顧客、上司、日々のタスクからは逃れられず、常に評価がついて回り、職場の同僚達も何かにつけて「あの人はどうだこうだ」とゴシップで盛り上がっている。こういった環境を心底楽しめる方は良いのですが、私の場合はそうではなく日々強いストレスを感じながらも奮い立たせていた状況でした。
けれども、辞めたくても辞められない。
なぜなら辞めてしまっては生活をするために必要な費用を得られないからです。
この「会社を辞めたら生活できない」という考えは呪いのような物で、人生を縛り幸福度を下げる要因だと思います(私見ですが)
私の場合は積立投資を始めたことで目標までの道筋がぼんやりと見え始め、時間はかかるが「勤務先依存型収入」から脱却できそうだと思うことができました。
そうなってくると日々の仕事で感じていたストレスも「まぁいいか」と流せることも増え、仕事に関する一喜一憂が格段に減りました。
要は心の平穏が得られたのです。
<コツコツ継続!積立投資、長期投資で資産形成>
まだまだ投資初心者で長期投資の赤ちゃんの私ですが、このままコツコツと積み立てていきたいですね。
10年、20年と資産形成を継続する道の途中ではありますが精神的には少しずつFinancial Independenceの状態に近づけているのかもしれません。
資産形成を始めたばかりの方も、これから始める方も目標に向かって一緒に頑張りましょう。