先日、我が家のテレビが壊れた。
具体的にどう壊れたかというと、画面が映らなくなり音声だけが流れる状態になった。
画面が映らなくなる前に壊れる予兆はあった。
ある時、テレビを見ていると画面が若干ピカッピカッと点滅とまでは言わないが光るようになった。
普通にしていればほとんど気がつかないレベルの光り方だったのだが、ある朝いつものようにNHKの天気予報を見ていた際に「空がピカピカしていて雷でも鳴ってんのかな?」とぼんやり眺めていた。
次の日の朝も、さらにその次の日もNHKの向こう側では雷が鳴っていた。
その時に「これテレビが変なんじゃね?(笑)」と気がついた。
この度壊れてしまったテレビは社会人になり、地方で一人で暮らすようになった時に購入したLGのテレビだった。
良くぞここまでついてきてくれた・・・!10年間ありがとう!
というわけで買い替えに電気屋へ
まぁ画面の映らないテレビなんて音の鳴る板でしかないですし、10年使ったとはいえセンチメンタルな気持ちでさらに使い続けるようなバカな真似はできませんのですぐに電気屋へGo。
テレビのサイズだけは事前に決めて、あとは「安いものを買う」と決めていました。(我が家は映れば良い派の集団)
REGZAのオヤジとの戦い
電気屋で欲しいサイズの値段をチェックして歩いているとREGZAのジャージを着たオヤジが話しかけてきた。
「何かお探しですか?」と。
欲しいサイズと、そのサイズで最も安いテレビを探していると伝えると
「あー安いテレビだと中国製になってしまうんですよね」と。
国産とか中国製だとか、んなこたぁどうでも良いと思いながら話を聞いてみることに。
そして始まるREGZAのレクチャー。高いREGZAと安いREGZAの違いについて説明してくれた。
「高いREGZAはモーションセンサーが付いていて、スポーツとかも綺麗に観れる。安いREGZAだとスポーツを観ていても残像感があって綺麗に観れないんですよ。で、お探しの安い中国製のテレビだとREGZAの下のグレードと同じかそれ以下のクオリティなんですよね」
と。
事実なのかもしれないが中々の言いたい放題。安いREGZAも中国製の物の2倍くらいの値段で別に安くもないの。興味深いので続けて聞いてみることに。
「画面の色と明るさもこんなに違うんですよ。高いのはこんなに明るくて、安いのは暗い。しかも色が白っぽいでしょ?」
と。
確かに並べてみれば安いREGZAは映像が白く見える。
が、しかし!
高いレグザは映像が赤色っぽく見える。
明るさはテレビの設定で変えられそうだしどうでも良い気もする。
そこでREGZAのオヤジに聞いてみた。
「高いREGZA、安いREGZAのどっちが現実の色味に近いの?」と。返ってきた返事は
「うーん・・・。それはなんとも言えませんが好みによるんじゃないですか?」
とのことだった。
同じブランドでも安い価格帯だとスポーツ観戦も残像感があり、色味も白っぽいんだか赤っぽいんだかで全然魅力的に感じることはなかった。
そもそも色も明るさも、高いグレードに劣り、スポーツでも残像感が残る商品売るなよって思いましたね、中国製の倍近い値段もするのに。スペックも価格も半端な商品、誰が買うんやマジで・・・。
(そもそも映像が映って音が鳴れば良いし、家ではいくつもテレビを並べて比較したりしないので安くてある程度綺麗に映るものを探していたので候補にすら入っていなかったが・・・)
というわけで中国製のテレビを買いました(笑)
映像も綺麗で音も綺麗だと思うし、使いやすくて良かったですよ!

