株式投資を始めるタイミングで、並行して進めたことがあります。
支出の最適化です。
支出の最適化とは、簡単に言ってしまえば「家計の見直し」です。
自分自身がお金を「何」に「いくら」使っているのかを把握しようとしました。
毎月の積立投資を継続するにあたって重要なのは資金を継続して購入に充てる事かと思います。
入金力と呼ばれているものですね。
そうなると毎月のお金の流れの把握が必要でしたし、不必要な費用に関しては見直す必要がありました。
社会人になり、給料をもらうようになってからというものの、会社の先輩達と夜な夜な飲み歩く日々を送っていました。
毎月すっからかんになるような生活をしており、家計の見直しというものがどんなモンかサッパリという感じでした。まずはざっくりと、大まかな把握から始めてみようと思い、無料の家計簿アプリをダウンロードしました。
そこから数ヶ月、外回り中にお金を使ったらアプリにポチポチと金額と項目、使った場所(店)を記録していきました。
営業マンあるあるなのかもしれませんが、外出先での「飲み物代」や「食事代」というのが日々の出費、特に平日の出費の中で大部分を占めることに気がつきました。
これらの出費を見ていくと飲み会を除くとコンビニでの出費が非常に多くなっていました。
水、お茶、コーヒー、コンビニ弁当・・・。
出費の多くをこれらが占めていました。。
(もちろん、散髪代や身の回りの物を購入する支出もありました)
この出先での飲食代は楽天のお買い物マラソンでタンブラーを購入して持ち歩くことでかなりの金額を節約することができました。
食事に関しては、朝食を食べる気が起きずに出勤し、会社到着時にコンビニでおにぎりを買うという生活をしていましたので、きちんと家で食べるか出先で購入しなくて良いように自宅から持参することで解決できました。
その他の物としてはスマホなどの固定費です。
最近は格安SIMでなくてもdocomo、au、ソフトバンクなどでも割安なプランがあります。
こういったプランに変更することで毎月の固定費を浮かせることができました。
ざっくりとではありますが、家計簿アプリを使って毎月お金を「何に」「いくら」使っているのかを把握し、必要・不必要であったり優先順位をつけました。
ただ、「支出の最適化」をやってみて感じたことは、心地よく継続できるか?は検討するべき事柄だと思います。
何事もいきなり極端なやり方は続きません。
例えばダイエットをしようと考えた時に、いきなり完全にお酒をやめて揚げ物をやめ、米も食べずに山盛りサラダを食べ、毎日10キロ走って腹筋200回を続けようと思っても、数回続けられても1年継続できる方も多くはないかと思います。
なので「心地よく続けられるライン」の見極めが重要かと思います。
固定費の例として美容院があるかと思います。
支出の最適化の話題になると「1000円カットに行けば良い」という意見をよく目にします。
ただ私は1000円カットではなく、シャンプーをしてくれる美容院がよく、5000円くらいまでなら許容範囲として髪を切っています。
また、運動に関しても外を走れば良いという意見もあるかと思いますが、私は24時間利用可能なジムに月会費を払っています。
家から徒歩数分の距離にジムがあるということもありますが、いざ外を走り出すと春は花粉、梅雨は雨、夏は暑く、秋は秋晴れ?冬は寒いという外的環境の変化が継続意欲に影響を及ぼす経験があったためジムを利用するようにしています。
また、ジムのランニングマシンはペースを一定に保ち、走った距離もわかります。更にジムではWi-Fiも利用可能でランニングマシンによってはニュースを見ながら走ることもできます。
時間も選ばず、シャワールームも利用可能ですので仕事前や仕事終わりにも利用ができ、天候の影響を排除できるので個人的にはお得だと思っています。(賛否両論かもですが)
運動習慣も支出の最適化も「日々の継続」によって徐々に成果につながると思います。
日々の継続のために「心地の良いライン」を見つけることが何よりも重要です。
継続は力なりです。