今回は前回の振り返りで感じた高配当株の積立投資のメリットの続きになります。
- 目標が立てやすく取り組みやすい
- 時間経過とともに成長を感じる
- モチベーションを維持しやすい
の2つ目です。
今回は「時間経過とともに成長を感じる」という点についてになります。
自分なりに考えをまとめてみました。
関連記事
こちらもどうぞ
積立投資は時間の経過とともに成長を感じる
「収入の分散化」をしたいと思い、21年8月から株式投資を始めました。ゴールとしては労働収入以外の収入を得てFIREするといった形で毎月の積立投資を始めました。
株式投資を始めた時から米国高配当ETFとインデックスを毎月積み立てており、6月は米国高配当ETFのPFF、HDVから配当金を受け取りました。
自分自身の資産管理や配当管理の一環としてこれまで受け取ってきた配当金の推移を簡単に追いかけてみたところ、いずれの銘柄においても受け取った配当金の金額は右肩上がりに増えていました。
毎月定額で積み立てているので当たり前のことではあるのですが、資産金額と同様に配当金額も右肩上がりに増えており、時間をかけて取り組むことの重要性を感じることができました。
「労働によらない収入」の成長
「配当金額が右肩上がりに増えていく」ということは「労働によらない収入」が日々成長していることだと思います。
毎月の定額積立投資は淡々と積み立てているだけなので「投資をしている」実感しにくい側面もあると感じています。
また、積立投資を始めて間もない頃はトータルの積立金額も少額のため一度に受け取る配当金も少額であることも影響しているかもしれません。
(私が初めてPFFから受け取った配当金は数十円程度でしたので、とても少額ですね)
PFFへの積立投資を始めた頃は数十円程度だった配当金も3年近く継続することで約4,000円まで増えますし、HDVでは300円程度だった配当金が約22,000円程度まで増えました。
約3年という時間はかかりましたが、資産の増加とともに配当金も着実に増えています。配当金額の推移をグラフにしてみて可視化してみたことで、着々と配当金額が増え「収入の分散化」が近づいていることがわかりました。
工夫は要らない 時間をかける
積立投資の良い点は大きな工夫が必要ないと言っても過言ではないほど簡便な点です。
自分の中で決めた期間のサイクルで、自分の中で決めた金額を淡々と繰り返し投資に回していくだけです。
最初に投資期間の設定、1回あたりの積立金額の決定、積立購入する銘柄の選定をする必要がありますが、大まかな積立ルールさえ決まってしまえばあとは深く考えずに継続するだけです。
しかしながら、気をつけなければいけないのは時間をかけるということです。
ここはメリット・デメリットの両方になってしまうかもしれませんが、時間をかけることで徐々に「労働によらない収入」が増えていく喜びを実感できます。
また、時間をかけて「投資のタイミングを分散すること」によってリスク分散にもつながります。購入のタイミングを分散させることで平均取得価額を平準化することができます。
工夫もいらず、時間をかけてコツコツ積み立てるだけで簡便に感じる一方で注意したいのは、裏を返せば「時間がかかる」とも言える点です。
積立投資は時間の経過とともに成長を感じる反面、「積み立て」の性質上どうしても目標とする資産額や配当金額に至るまでに「時間がかかってしまう」のです。
目標達成まで急ぐ必要がある場合は積立投資は不向き?なのかもしれませんね。
私の場合は特別急いでいるわけでも、特別大きな目標額でもありませんのでこのままのペースでコツコツ継続していきたいですね。