アメリカのパンクバンド、Green Day(グリーン・デイ)が来日。

日本での単独公演は15年ぶり?だとかで。
昨年のいつぞや、グリーンデイの来日公演の情報をキャッチしてチケットを申し込んだところなんと当選。
悲願の・・・悲願のライブでした・・・。
Green Dayとの出会い、記憶ピンボケ
グリーンデイとの出会いは今でもはっきりと覚えています。
遡ること20数年。
学校の帰り道に本屋で音楽雑誌を立ち読みしてから帰っておりました。
なんの雑誌だったか記憶が定かではありませんが、その時にGreen Dayの記事を目にして衝撃を受け、思わず駆け出した(ような感覚になった)のを覚えています。(これはマジに覚えている。というか大体忘れられないバンドとの出会った時の感覚は駆け出したくなるような感じなんすよ)
その後すぐにTSUTAYAでレンタルか何かしてその音楽に触れましたね。
まぁ「今でもはっきりと覚えています。」なんてものはアテにならない物で記憶なんてそんなモンです。振り返るとめちゃくちゃぼんやりしていて何もハッキリしていなかったです。
要約すると「立ち読みして知ったバンドのアルバムを聴いたらハマった」という感じですね(笑)
思い返してみると時期をほぼ同じくして知ったのがHi-STANDARD(ハイスタンダード)だったり、NOFX(ノーエフエックス)だったり。
ハイスタはグリーンデイと同じように雑誌で知ってどハマり、ノーエフはラジオで流れてきてどハマり。
だったかな?記憶ってモンはつくづく曖昧ですが、確かな事はどのバンドも今も好きだということですね。
さて、そんなグリーンデイですが学生時代にスケジュールの兼ね合いや金銭的な兼ね合いでライブに行った事がなく、気が付けば20数年が経っておりました。
でも気持ちは当時のままと言いますか、チケット当選からずっと「グリーンデイ観るんだ・・・」と頭よぎりまくりの日々を過ごしていて。ライブ当日もドキドキでした。
いざKアリーナ横浜へ
今回、私が観たライブは2月26日のKアリーナ横浜公演。

一昨年?デフレパードとモトリー・クルーのツーマン公演をKアリーナで観たのですが綺麗だしイケてるアリーナですね。
場所的にはこんな感じの場所ですが、公式ホームページに書いてあるJR横浜駅から9分〜11分よりは時間かかる気がします(笑)

横浜駅からそごうの脇を抜けて歩いていると見えてきました!(やっぱり言うほど近い感じしないですよね?)
アンパンマンミュージアムを横目にさらに進むと・・・。

会場到着してすぐに目に入るコレ。コレだけで幸せなんです・・・。
そして!いよいよ!

一人でライブ行ったんですが思わず「おぉ・・・」って声出てしまいました(笑)
午前中に所用があって早く出ていたので会場到着が12時前。
どうせなら物販並ぼうかなと思い立ち3時間ほど並び、無事にTシャツも購入。
コラボとかにあまり興味が無い派なのでシンプルなツアーTシャツを購入しました!Mだと大きいしSだとややタイトだし悩んでSにしましたが、恐らく今後も袖を通すことはない気がしています(笑)
物販もスムーズで3時半には暇になり、結局一度横浜駅まで戻りビールなど飲みつつ時間を潰しました(笑)
開場、そして開演
自分はLEVEL 5の指定席で観ていたのですが、落ち着いて観ることができる良い席でした。
まずはおとぼけビ〜バ〜。
1年前くらいに?YouTubeのおすすめ動画に突如として現れました。なんかリンダリンダズの動画を見ていたら出てきたかも?
それ以来気になりながらもライブで観る機会なく、今回サポートアクトとして名前が挙がったためラッキーでした!
ライブは最高で、ハードコアな感じというか。ついつい口ずさみたくなるフレーズというか(笑)
久しく近づいていないライブハウスに行きたくなりました。衝動駆り立てられました。
おとぼけビ〜バ〜のバッキバキの30分が終わり、セットチェンジ。
いよいよGreen Dayの出番。
SEが鳴り、会場全体がざわめき立ち、メンバー登場。実在したんだね、Green Day。
僕はこの日の光景を忘れないでしょう。
そこからライブが始まり、ほぼMC無しでぶっ続けの2時間。パーフォーマンスもとにかくカッコ良く、会場全体を巻き込むコールアンドレスポンス。最初から最後まで笑顔ではしゃぎまくってしまいました!
アリーナにいたファンをステージに上げて一緒に歌い、演奏し、夢のある時間でした。
常々思っていますが、音楽は形に残す事はできないけれど心に深く刻み込まれる物だと思います。
ある曲を聴くと匂いや景色、感情が蘇ったり。
楽譜という記号で表現する事はできても、形あるものにする事はできません。所詮は空気の振動でしかないですから。
そんな形のない物が国を超えて、時代も超えて、誰かに届いて繋がって心に刻まれるって夢がありませんか?
ビリーもライブの終盤に「Music is Magic.」とコメントしていて。
本当に魔法にかけられたみたいだし、夢のような時間を過ごせました。
「りっしんべん(心)」に「童(わらべ)」と書いて「童心」ですが、まさに童心に帰る。
初めてGrenn Dayに出会ったあの日の駆け出したくなるような感覚を思い出しました。
20数年変わらず好きでいて良かった。
やっぱり、音楽って良いモンですね。