先日から上映となった映画、「ONE LOVE」を映画館で観てきました。
支出を抑えるという点で映画館の利用は高くつくのでは?というご意見もあるかとは存じますが、これに関しては自分の中で良しとしています。(迫力とか音響とかもあるし)
「ONE LOVE」はジャマイカ出身のレゲエミュージシャンであるボブ・マーリーの半生に迫った映画になります。
私は10代の頃から音楽が好きで色々と聴いてきたのですが、正直にいうとレゲエはあまり聴かない馴染みの薄いジャンルでありました。(私は主にいわゆるロック系、中でもパンクロックを好んで普段は聴いています)
ただ、ボブ・マーリーのことは知っていましたし、伝説的というか象徴的な存在として認識されているミュージシャンでしたのでこれを機にボブ・マーリーの音楽に触れてみようと思いました。
映画が始まるとその迫力に飲み込まれましたね。
ボブ・マーリーの楽曲が各シーンに散りばめられ、音楽とジャマイカの風景、ボブ・マーリーの葛藤や決意といった気持ちの動きまでリンクしていくような没入感を感じました。
「これがレゲエってやつなの?」
という、ぶん殴られたような衝撃を受けました。
ラスタファリアン、ラスタファリ運動、目に映る物全てが新鮮というか。ジャマイカの文化もレゲエのカルチャーもわかっていない私ですが、映画を見終わる頃にはとてつもない高揚感がありました。
まさに「ONE LOVE」といった感じで、ふわふわとした高揚感と共に映画館を後にしました。
音楽を通じて一つになれる、そんな気持ちになりました。
映画を見終わった後に知ったのですが、ボブ・マーリーの妻のリタ、子供のジギー・マーリーといったマーリー・ファミリーがプロデュースしているそうです。
実際にボブ・マーリーと共に時間を過ごした方達の目に映っていたものがエッセンスとして組み込まれているのだと思ったら感動してしまいましたね。
限りなくファクトに近いストーリーなのだと思います。
最近ではyoutubeにも沢山のミュージシャンの楽曲がアップロードされています。いきなりCDを買うには勇気がいるところもありますので、まずはyoutubeでお試しでボブ・マーリーの楽曲を聞いてみたのですがカッコいいですね。
リズム感とメロディーの感じ、なんとなく体を揺らしながらニコニコしてしまうようなピースな雰囲気。よく晴れたカラッとした天気の日に、少々の風を感じながら聴きたいとでもいうのでしょうか?要は良かったって言いたいだけです(笑)
映画「ONE LOVE」を観て、ボブ・マーリーの曲を聴き、テンションがブチ上がった私は体をくねらせながら「ヤーマン」と呟きビールを飲んだのでした。