映画「フロントライン」を映画館で鑑賞してきました。
小栗旬、松坂桃李、窪塚洋介、池松壮亮がメインどころで出演されています。

フロントラインは新型コロナが蔓延し始めた頃のお話です。
横浜港に停泊していたダイヤモンドプリンセス号の中での集団感染や、それに懸命に向き合って対処してくれた方達のお話です。
実話に基づいた原作を基にしたストーリーですし、何よりも当時、誰しもがニュースを通じて目にして耳にした出来事です。
映画への没入感・・・没入感ではなく皆が共通して経験した出来事。自分自身も当時、いかに不安な気持ちを抱えていたかを思い出しましたね。
そんな中、「未知のウイルス」に対して、同じように不安を感じ、恐怖しながらも多くの人達の健やかな暮らしを守ろうとしてくれた方々がいらっしゃたのだと映画を通じて改めて思いました。
自分は当時、岐阜で生活をしていて横浜港の出来事はテレビで眺めるだけという感じでした。
映画の中でも話が出てきますが、乗客を「どこで受け入れるか?」という問題。
開業前の藤田医科大学の分院が受け入れ、診療にあたってくださった話。
当時は隣の愛知県のことと思ってニュースを見聞きしていましたが、そのフロンティア精神に尊敬の気持ちを抱きました。
健やかな暮らしとはなんなのか?
と考えた際に「健康であること」が真っ先に思い浮かびます。
病気をせずに、風邪なども引かずに誰だって生活したいはずで。
しかしながら、健やかであるというのは身体的な健康それだけではなくて。
精神的な健康も大切だと感じます。
自分の家族や大切なパートナー、友人。
一緒に過ごすだけで穏やかに過ごせる人たちとの時間。いわゆる日常という物ですね。
新たな感染症の拡大により生活様式も変わり日常も大きく変化したわけですが、その中でも大切な人と過ごす時間や相手を思う気持ちは変わらないんだなとも感じたり。
そこそこ長い時間を生きていれば色んなことがありますが、大きく人生観が変わる出来事の一つだった新型コロナウイルス。
今も穏やかに、心身ともに健やかに暮らせているのは医療の現場のまさにフロントラインで戦ってくださった方達がいるからですね。
日々の暮らしに感謝です。