守破離に学ぶ 株式投資の自分の型を作る

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「守破離」ですが「しゅはり」という読みになります。

非常に良い言葉でして、私の好きな言葉の一つです。

<守破離(しゅはり)とは?>

守破離とは「守って」、「破って」、「離れる」という意味合いです。

そのまんまですね、すみません。

「何を」守って、破って、離れるのか?ですが、それは先人の教えややり方です。もっというと自分のお手本であったり、ロールモデルなどですかね。

先人からの教えを自分自身の型に昇華させるまでの反復や模索、思考法だと理解しています。

ご参考までにこちら「守破離のwikipedia」になります。

千利休の言葉から引用されて生まれた言葉のようですね。

<日常の中での守破離>

何事も始めは親や先輩、上司など知見や経験に富んだ方に教わります。

お箸の持ち方、字の書き方、挨拶の仕方、仕事の進め方・・・・。

いずれも誰かに教わってきたことです。

誰しもがこの「教え」を守って、自分自身でもできるように練習を重ねる時期があります。

教えが身につき無意識にできるようになるまで、何度も繰り返して練習する時期が守破離の「守」の時期に当たります。

仕事のシチュエーションなどが一番わかりやすいかもしれません。

先輩に教わった業務も慣れてくると「このやり方、少しやりにくいな」と感じたり「もっと良くできないかな?」と考えることがあるかと思います。

その時に自分なりの工夫をし、自分に合ったより良いやり方を生み出すことがあるかと思います。

これが「破」ですね。

そして先人達のやり方や自分自身のやり方、その道において自在に物事を扱えるようになった状態が「離」に当たるかと思います。

耳慣れない言葉かもしれませんが、意外と身近に「守破離」がある気がしませんか?

<守破離と株式投資>

私はこの「守」の時期に「支出の最適化」「高配当株投資を毎月積み立てる」ことを先人たちから学び、現在2年9ヶ月継続しています。継続は力なり、現在においてもコツコツと続けています。

では「破」はいつくるのか?という点ですね。

教えを守りながら自分自身でやりやすい形を模索していくのが「破」とするのであれば、積立投資を継続する中で「自分に合った毎月の資金のバランスを考慮する」といったところでしょうか?

FIREに関して調べると「給料の8割を投資に回す」や、「1000円カット」、「ジムには通わず外を歩けば十分」といった意見も多数出てきます。

私も頑張って8割まではいかない間でも教えに則って基本的にはお金を極力使わない生活をした時期がありました。しかしながら、あまり心地良くない場面も出てきました。

<心地良く継続できるラインを模索した「破」の時期>

投資の先人達の教えを守っていた時期に、自分にとって心地良く継続するためには?と考えて模索した時期がありました。

例えば定期的に通う美容院です。

安さメインで選んだところが自分には合わず「髪の毛のクセ」が出まくりで、日々とてもストレスを感じた時期がありました。

1ヶ月半に1回程度通う美容院代も気持ちのリフレッシュにつながります。

少しだけ値段の高い美容院でも毎日の通勤前のセットの手間が省けますし、1日を通してセットした髪がキープできるのちょっとしたことですがストレスを軽減できました。

誰もお前さんの髪型や見てくれなんて気にしていない、自意識過剰だよ。という意見もあるかと思いますが、日々「心地良くない感じ」がするとテンションが下がるのです。

私の美容院代に対する考えや経験を例に挙げましたが、こういった小さなことも継続へのモチベーションの一つになると考えて捉えるようにしています。

<株式投資における「離」とは>

これは自分自身が「何を目指しているのか?」に尽きるのかと思います。

「億万長者になりたいんだ!」という方なら、再現性の高い方法で億万長者になった時には自在に株式投資ができていることでしょう。

私の場合は「勤務先依存型収入」を脱して「収入の分散化」ができた時が自在になった状態にあたることでしょう。

今後も本質を見失う事なく、自分なりのエッセンスを取り入れて自在の域を目指していきます。

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