「趣味がない」、「趣味が欲しい」、「趣味を見つけたい」
時折耳にするフレーズですね。
私も友人や同僚と話していると時折耳にします。
話の流れで「趣味ってなんかある?」と聞かれると
「自分は音楽聴くのが好きですねー。あと映画とか?最近はランニングとか」と自分は答えています。
趣味って一体なんなんでしょうね?
趣味ってなんだろう
「趣味」という言葉の意味を調べてみました。
- 仕事・職業としてでなく、個人が楽しみにしている事柄。
- どういうものに美しさやおもしろさを感じるかという、その人の感覚のあり方。好みの傾向。
- 物事のもっている味わい。おもむき。情緒。
出典:goo辞書
goo辞書で調べてみると上記のように記載されていました。
よくある会話の中で出てくる「趣味」は主に1、2を指しているのかと思います。
私の場合は昔から音楽が好きでした。
なぜ音楽が好きかというと、音には形が無く手に取ることは出来ないけど自身の感情に直接触れてくるような感覚が好きだからです。
時に音楽は記憶と結びついて情景を思い起こさせたり、時には当時の匂いまでも呼び起こしてくれる感覚を抱きます。
(音の軌跡を辿るために五線譜があったりレコードやCDがありますが、あくまでそれらは形が無いものを記録するための記号だと認識しているので、音楽には形が無いと自分は捉えています)
ごちゃごちゃ言っていますが要は「その時の気持ちに寄り添ってくれる」のが好きなんです(笑)
「趣味」を「好きなこと」と言い換えると案外身近なところに存在している気がします。
趣味が「無い」のか? 「気づいていない」のか?
さて、そんな「趣味」ではありますが本当に「無い」のでしょうか。
何かしら「好きなこと」はあるかと思います。
私の感覚としては「無い」のではなく、「気づいていない」ことが多いのではないかと思います。
「趣味が無い」と錯覚させられる要因を考えてみましたが、なんとなく「継続性」を求められているような気がしたり、休日や余暇を「使っていなければいけない」という感覚が「そこまでの好きってないよ」と思わせる要因な気がしています。
例えば「趣味は写真で、休日にはカメラを持って綺麗な景色を撮影しに遠出します!」と言われると「すげーなー。そこまでアクティブなことしていないな、自分はそんな趣味ないや」とか思ってしまいます。
でも「好きなこと」や「感覚のあり方」も個人によって違うので、極論どんなことでも良いと思うんですよね。
普段何気なくやっていることが真に好きなことかもしれないですしね。
例えばなんとなく見ているテレビも、「テレビから流れてくる賑やかな音声や映像を見ると疲れた気持ちが元気になる」から見ているのかもしれませんし。
ちょっと見方を変えれば身近な物が「趣味」に当てはまるかもしれませんね。
気の向くままにやってみるのも良いかも
しかしながら、これまでやってこなかったことに「新たに挑戦したい」という形で趣味を探したいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は「アクティビティ系」なのか、「インドア系」なのかで大枠だけ決めて色々やってみるのが良いのかもしれません。
どれもやってみて「なんかちげーな」と思って途中で辞めてしまったとしても、「色んなことに挑戦してみる」ことが「気の向く好きなこと」なのかもしれません。
趣味なんていうのは「結果」というよりも「過程」な気がします。
なんかダラダラと話が長くなってしまいましたね。
さて、私はこれから好きな音楽を聴いてリラックスしたいと思います。